市民公園の立ち話

社会人1年目です。人生頑張っていきましょう。https://note.com/natsuki_aikawa (2020年5/6〜)

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

持つもの、持たざるもの

高校生の時の話 事実は小説より奇なりとはよく言うけれど 小説やドラマで見るようなことは実際起こりうるものだ 高校生が道を歩いてたら、怖いお兄さんにカツアゲされるとか 実際に起こり得るものだ。 ていうか実際に起こった。 部活からの帰り道、午後14時…

ここ掘れワンワン

アルバイトからの帰り道 0時を回ったころに最寄り駅についた。 終電も近いこの時間でもまあまあの乗降客はいる。 しかし、私が帰る出口は3つある出口の中で一番人通りが少ない出口だ。 道行く人がまばらになっていき5分も歩けば人気もない 遠くからかすかに…

にわにはにわにわとりがいるし、すもももももももものうち。

背骨が曲がりに曲がったこの季節 さすがに運動不足を懸念して、サッカーボールを購入した。 夜の公園でひっそり球遊びをしている人がいたらどうか通報してあげないでください。 雷と雨に見舞われた日中だったが、いつしか雨はやんで陽も沈んでいった。 ほん…

子にゃんこにゃんこ孫にゃんこ、ひ孫にゃんこ、玄孫にゃんこ、頼孫崑孫仍孫雲孫

深夜徘徊っていうと少し怪しげに聞こえるが、 真夜中のちい散歩と言えば健全さとエロティックさを1:4くらいでステアした美味しいカクテルが出来上がる。 さて、自宅待機にも飽き飽きしてくると夜な夜なウォーキングデッドをしてみたくなる。 少しづつ気温が…

陽だまりの日陰者

地震で目が覚めた日曜日 せっかくの休日なので朝からお湯をためて 湯舟に浸かることにした。 外は目をそむけたくなる程の大晴れ。 昨夜の酒が抜けきらないの私には大ダメージ。 日差しから逃げつつお風呂に入る。 照りつける太陽をものともしない浴室だ。 今…

まんじゅう怖いといいつつも、結局怖いのは人間なのさ。

小学校低学年くらいのときの話 公園で遊んでたら小さめの犬を連れた人が散歩に来た。 小型犬可愛い。 なんでだか私も突然の来訪者に心を奪われた。 小型犬可愛い。 なんでもまだ幼い犬のらしい。 小型犬可愛い。 幼い犬も見知らぬ来訪者にテンションが上がっ…

目に見えることだけが真実ではないことは重々承知しているものの、実際目にすると皆目見当もつかない。

ありがた迷惑って言葉があるように 100%の善意でも迷惑になってしまうことがある。 高校生の時、部活に行った帰りの出来事。 他校との練習試合の帰り、駅のベンチに座って談笑していた。 試合が終わった後なので多少疲れていた。 おにぎりで小腹を満たしなが…

タッチあんどゴー

母がやるゲームの代名詞と言えば テトリスかドクターマリオなのではないでしょうか。 かくいう私のお母さんもニンテンドーDSソフト もっと脳を鍛える大人のDSトレーニングに内蔵している ドクターマリオ風ミニゲームをずっとやっていた。 それはもうずっとや…

カンフーおじさん、どこへ行く

小学校3年生くらいのときの話 小学校の近くに中規模の公園があった。 子どもたちやゲートボーラーの憩いの場だ。 遊具のあるエリアと更地のフリーエリアがあった。 遊具のあるエリアにはブランコや滑り台などが設定され、芝生も生えていた。 たいてい鬼ごっ…

時に激しく、時になまめかしく

「あなたは小説家じゃなくて評論家が向いている」 そんなことを言われたのは高校生の時だった。 昔からなんとなく本を読むことがあった。 母が銀行だか郵便局だかに行くたびに、本を借りてきてくれていた。 星新一が多かったと思う。 中学生になったとき、図…

悠々自適

大学3年の冬頃の話 もうすぐ大学4年生になろうとしていた頃だ。 理系学生なら多くの人が通る道 平日は研究室に通う日々が始まっていた。 おおよそ7時過ぎに朝起きて、 徒歩25分の最寄り駅まで歩き 9時前の電車に乗りこみ 10時過ぎに研究室に到着する。 大体1…

大きなのっぽの古模型、おじいさんの模型

大雨から一夜明けて ようやく春らしい陽気になった日曜日 新しい土地だし自転車でちょっと足をのばそうと思い 早速自転車にまたがる。 タイヤの空気が少ない。 しばらく乗ってなかったからかな。 空気入れを買いにいかねば。 空気入れを求めて歩き始めた午前…

ありおりはべり、いま疎開

集合住宅の静かな恐怖感 眠れなくなるような怖い話 以前住んでいたマンション(これはマンションでいいと思う)は最上階の角部屋だった。 築40年くらいの鉄筋コンクリート造り。 初めての一人暮らしだからわくわくしてた。 手土産片手に唯一のお隣さんに引っ…

ふすま床の間お茶の間土間土間、あっという間に大広間

おばあちゃんの家って子供のころなんとなく不気味に思えた。 大人になるにつれて馴染んて来たけれど。 あの理由が最近になって分かり始めた。 まずは静かなこと。 おばあちゃんの家ってちょっと騒がしい街中よりかは 閑静で落ち着いた場所に住んでるイメージ…

スタジオジブリ「クロネコヤマトの宅急便」

洗濯機が外置きの物件だから 寝起きでベランダに出て日光を浴びる健康的な生活ができる。 東向きの物件だから 朝日が良く当たり心地よい目覚めを享受できる。 洗濯機もたたき起こし、仕事をしてもらう。 自分も気持ちをたたき起こして身支度を整える。 朝食…

イヤよイヤよも好きのうち、あれよあれよと幕の内。

宅配便が届いた。 一か月も前に注文してた品だから覚えてなかった。 突然の到着に驚くばかりだった。 普段使わない捨てアドで登録してたから配送のお知らせも見てなかったし。 でもこのシステムまあまあ良いかもしれない。 自分の誕生日の半年前くらいに注文…

グルグルグルグルグルコサミン。世田谷育ちの裕福な環境で学んできましたのよ。

外に出なさすぎると新しい刺激もほとんど入ってこなくなって、確実に脳が腐っていく感覚を味わえる。 完全に無刺激(五感を奪われた)状態でヒトを過ごさせると、幻覚幻聴をはじめとする様々な不調に苛まれるらしい。 テレビも見るし音楽も聴くから、完全無…

DIYってディーアイワイって読むけどネイティブだとダィァイって感じなの?

雨が降ると水たまりができる。 水たまりができると、意気込んで水たまりに飛び込むお子さまたち。 水たまりに元気よく飛び込むために長靴を用意する親御さまたち。 ザーザー降りが収まるまで、恨めしそうに窓の外を見つめている。 ぴちぴちちゃぷちゃぷラン…

桜舞い散るなかに忘れた記憶と、年金全部戻ってくる~

初めてのテレワーク飲み会。 文明の利器に感謝っすな。 明日仕事だということを忘れるくらい だらだら飲んだくれるリモート飲み会 新しい文化として悪くないね。 ただ一つ言うとすれば 変な顔の時にネット回線バグって画面止まるのだけは勘弁勘弁

春眠暁を覚えず、山手線の駅名全部覚える。

東京に引っ越してきて3週間が過ぎた今日この頃。 窓から景色を見ながら食パンを一口噛んだ。 気候は春。春は暖かさがちょっと強い。夏は暑い。秋は、バランス重視、冬は寒さ極振り。暖冬来たりけり。環境問題を考えなければ暖冬を望みたい。 まだ引っ越しし…

見ざる聞かざる言わざる触らざる嗅がざる、五感抑制実験用猿の優雅な休日

東京23区の中で、町内放送を聴きながら昼食後のカフェラテをすする。 強めの風が窓をたたき、4ビートを刻みだす。 「感染拡大防止のため、不要不急の外出を控えて下さい」 やむを得ない外出は許容範囲か。 やむを得ない・・・? やむを得られない状況て一体…

春はサロンパスってな。その香り、春疾風に混じって鳥とともに海を渡れ。

カーテンを開けると朝日が舞い込む。 窓を開けると春風が舞い込む。 パソコンを開けると仕事が舞い込む。 なお朗報は全く持って舞い込まない。 在宅勤務の期間が3週間延長され、感染者数の増加を箱越しに知る毎日。 形式上の定時退勤の後、住宅街を人を避け…

huluをNetfrixでAmazon primeしたらAbemaがGYAOしてた

このご時世、少し憚られることではありますが 図書館に行ってまいりました。 緊急事態宣言が発令された影響で図書館が休館になってしまうみたいなので、 初めて使うけど駆け込んでみました。 まず入ってびっくり。 本のある所に入れない。 借りたい本を職員…

メスシリンダーにオスシリンダーをぶつけて割れた残骸がシリンダーソン

他人になにかお願いするときは締め切りを設けようよってことが国を挙げて証明されたみたいな世の中なのかなぁ。 働き方改革だとか世間で騒がれだして、テレワークなりフレックスタイム制なりが整備されている企業がじわじわと増えていってたみたい。 それで…

ジョンソン&ジョンソンエンドジョンソン&ジョナサンジョーンズ

潔癖症ってわけじゃないし、ウイルスや菌が目に見えるわけじゃないけど、なんとなく自分ルールの清潔感ってあるよね。 ここ最近はコロナウイルスってのが流行しているから特にね。 朝起きたらうがいして、シャワー浴びて汚れ感をリセットするわけです。 家で…

パンはパンでも食べられないパン。そんなことでへこたれないパン!僕頑張るパン!

あながち間違っていない。なんてふとした時に使う言葉。 この「あながち」という言葉の意味ってなんだろう。語感だけで使っているけど。 「あながち」をパソコンで打ち込むと「強ち」なんて変換される。嘘でしかない変換だと思った。 「あながち」はどう考え…

オーラルツーステアリングカーブ

自粛自粛とのたまって、合法的に引きこもれる世界がとうとうやってきた。 とはいえ、家に居る事が多くなるとなんだか普段目につかないようなことも気になってくるものだ。 特にこの時期、春風がそよいでいるせいかカーテンの揺れが心地よく見える。 風は目に…

牛タン上手い、ツラミ上手い、つらたん。

船頭多くして船山に上るという言葉があるように、 一方的に主張するだけでは何事も上手くいってくれないものでして。 あるものは言った。 「ここを掘れば温泉が湧くだろう」と。 あるものは言った。 「ここを埋め立てれば遊園地を作れるだろう」と。 相反す…

留まることを知らないトマト。留まらトマト。

幾つもの岩石が降ってきた。 傘を差すもの、物陰に隠れるもの、遠くへ走るもの、天を見上げるもの、各々が対応を強いられていた。 運良く凌げたものの、多くのものは怪我を負った。 怪我を負うことを恐れたものは、物陰へと走った。 物陰に入りきらないもの…

伊達メガネ、ガチコンタクト

ぽつぽつと雨が降っていた。 その雨粒は意思を持つこともなく、重力に抗う術もなく地に叩きつけられた。 ぽつぽつと雨は降り続いていた。 意思を持たぬ雨粒たちは、いつしかその身を寄せ合い一つの塊となった。 ぽつぽつと雨が降った。 雨粒たちはその塊に次…